Linkifyはモバイルデバイス上での検索を革新するツールです。Linkifyを使えば、モバイルデバイスを使っているときに、他のアプリケーションに切り替えることなく一つの動作だけで検索結果にアクセスできるようになります。ユーザがリンクをクリック/タップすると、アプリ内で検索結果を見ることができ、ウィジェットを閉じればスムーズに元の記事に戻ることができます。
Linkifyをあなたのアプリに組み込むのはとても簡単です。iOS、Android、Titanium Mobile、Webアプリケーション、いずれのプラットフォームでも数行のコードをコピーアンドペーストすれば完了です。
Linkifyは、アプリやWebサイトのマネタイズも支援します。キーワードをクリック/タップしたときに表示されるウィジェットは検索結果ページ内にキーワードに関連する広告を表示する機構を備えているので、コンテンツに関係のないバナー広告を表示する必要がなくなります。
Linkifyは、発展途上のサービスです。よりよいサービスへ進化させるためのフィードバックをぜひお寄せください。
現在、以下のドキュメントがご利用になれます。
Linkifyは、デザインを柔軟にカスタマイズできます。あなたのアプリのデザインに合わせて、自由にリンクやウィジェットのデザインをカスタマイズすることが可能です。
Widget Settings ではLinkify ウィジェットのポップアップデザインがカスタマイズ可能です。 ポップアップデザインは、Flat Design とBasic Design の両方から3 種類、合計6種類あります。 お好みのデザインをクリックし、画面左のプレビューでご確認ください。
Link Settings のタブをクリックすることでリンクの下線をカスタマイズすることが可能です。 設定可能項目は 下線の種類、下線の太さ、下線の色 の3 つです。 各項目のカスタマイズ結果は画面左のプレビューでご確認ください。
下線の太さは5 段階で調整可能です。 クリックもしくはマーカーをドラッグ&ドロップして下線の太さを調整してください。
下線の色はカラーピッカーのテキストボックス、もしくはアイコンをクリックすることでカスタマイズできます。 16進数表記の色コードをテキストボックスに入力するか、カラーピッカーで色を選択することで色を変更可能です。
Service Settings のタブをクリックするこでウィジェットに表示されるサービスをカスタマイズできます。 ウィジェットに表示するサービスを変更するには、利用したいサービスをサービス一覧からサービスパレットへとドラッグ&ドロップしてください。 Linkify アプリケーションのキーワード抽出対象言語が日本語に設定されている場合、利用可能サービスとして楽天とWeblio 辞書が選択可能です。
Linkify のウィジェットが実際にあなたのウェブサイトやアプリケーションでどのように表示されるか想像するのは難しいかもしれません。 ぜひプレビュー画面の背景や文字色を変更した上でウィジェットがどう表示されるかご確認ください。 プレビュー画面下のカラーピッカーを使って背景と文字色を変更することが可能です。
LinkifyをiOSに組み込むには表示するHTMLのヘッダに以下のようなスクリプトタグを追加します。
<script type="text/javascript"
src="http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY">
</script>
例として、Linkifyが組み込まれたiOS WebView applicationの紹介をします。今回は、Linkifyが導入された Yahoo! News のウェブページをWebViewで表示するといったアプリケーションを作成します。
XCodeの最初の設定で Single View Application を選択します。WebViewを追加するためには、storyboardのファイルを選択し、 Objects フォルダにあるWebView UIをiPhoneの画面にDrag&Dropします。
ViewController では、はじめにWebViewの定義を行います。以下のコードは ViewController.h の例です。
@interface ViewController : UIViewController{
IBOutlet UIWebView *webView;
}
以下のコードは ViewController.m 内の二つのメソッドの例です。 viewDidLoad メソッドはwebViewに表示したいURLをリクエストします。 webViewDidFinishLoad メソッドでは、 stringByEvaluatingJavascriptFromString メソッドを用いて、LinkifyのスクリプトタグをHTMLのヘッダに追加します。 なお、webViewDidFinishLoad メソッド内にはYOUR_API_KEY環境変数が含まれているため、 LinkifyのCodeページからコピー&ペーストしてくることをおすすめします。
@interface ViewController ()
@end
@implementation ViewController
- (void)viewDidLoad
{
[super viewDidLoad];
NSURLRequest* req = [NSURLRequest requestWithURL:[NSURL URLWithString:@"http://news.yahoo.com"]];
[webView loadRequest:req];
webView.delegate = self;
}
- (void)webViewDidFinishLoad:(UIWebView *)view
{
[webView stringByEvaluatingJavaScriptFromString:@"(function(){if(!window.linkified){var d=document,s=d.createElement('script');s.type='text/javascript';s.src='http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY';d.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s);window.linkified=true;}})()"];
}
LinkifyをAndroidに組み込むには表示するHTMLのヘッダに以下のようなスクリプトタグを追加します。
<script type="text/javascript"
src="http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY">
</script>
例として、Linkifyが組み込まれたAndroid WebView Applicationの紹介をします。今回は、Linkifyが導入された *Yahoo! News *のウェブページをWebViewで表示するアプリケーションを作成します。
WebViewをAndroidのウィンドウに追加するためには <WebView> 要素をアクティビティレイアウトに追加します。アクティビティは res/layout/activity_main.xml で編集が可能です。以下に例を示します。
<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?></span>
<WebView
xmls:android="http://schemas.android.com/apk/res/android"
android:id="@+id/webview"
android:layout_width="fill_parent"
android:layout_width="fill_parent"
/>
WebViewを利用する際にはインターネットへのアクセスが必要なため、Androidのマニフェストにインターネットアクセスを許可するための以下のコードを追加します。
<manifest ... >
<uses-permission android:name="android.permission.INTERNET" />
</manifest>
以下がアクティビティのサンプルです。 はじめにWebViewのインスタンスを生成し、Javascriptを 許可しています。 次に、WebViewにスクリプトタグ挿入のための 設定をします。 最後にYahoo! Newsのページをロードしています。 なお、setWebViewClient メソッド内にはYOUR_API_KEY環境変数が含まれているため、 LinkifyのCodeページからコピー&ペーストしてくることをおすすめします。
@Override
protected void onCreate(Bundle savedInstanceState) {
super.onCreate(savedInstanceState);
setContentView(R.layout.activity_main);
final WebView webView = (WebView)findViewById(R.id.webView);
WebSettings webSettings = webView.getSettings();
webSettings.setJavascriptEnabled(true);
webView.setWebViewClient(new WebViewClient() {
@Override
public void onPageFinished(WebView view, String url) {
view.loadUrl("javascript:(function(){if(!window.linkified){var d=document,s=d.createElement('script');s.type='text/javascript';s.src='http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY';d.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s);window.linkified=true;}})()");
}
});
webView.loadUrl("http://news.yahoo.com");
}
LinkifyをTitaniumに組み込むには表示するHTMLのヘッダに以下のようなスクリプトタグを追加します。
<script type="text/javascript"
src="http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY">
</script>
例として、Linkifyが組み込まれたTitanium WebView applicationの紹介をします。今回は、 Yahoo News! のウェブページをWebViewで表示するシンプルなアプリケーションを作成します。
Titanium StudioでWebViewのアプリケーションを作るには、プロジェクト作成時に Default Project を選択します。
app.js の例を紹介します。はじめに、 window のインスタンスを作成します。次に、Yahoo! NewsのURLを含んだ webView のインスタンスを作成します。 addEventListener メソッドを用いることで webView がロードされたときにHTMLのヘッダにLinkifyのスクリプトタグを追加することができます。最後に、設定した webView のインスタンスを window 内に追加します。 open メソッドにより、アプリケーションを起動したときにLinkifyが導入されたウェブページが表示されます。 なお、addEventListener メソッド内にはYOUR_API_KEY環境変数が含まれているため、 LinkifyのCodeページからコピー&ペーストしてくることをおすすめします。
var window = Titanium.UI.createWindow();
var webView = Titanium.UI.createWebView({url:"http://news.yahoo.com"});
webView.addEventListener('load', function() {
webView.evalJS(
"(function(){if(!window.linkified){var d=document,s=d.createElement('script');s.type='text/javascript';s.src='http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY';d.getElementsByTagName('head')[0].appendChild(s);window.linkified=true;}})()"
);
});
window.add(webView);
window.open();
Linkifyをウェブページにに組み込むには以下のように表示するHTMLの <HEAD> タグ内にLinkifyのスクリプトタグを追加します。
<html>
<head>
<http-equiv="Content-Type" content="text/html; charset=utf-8">
<title>Linkify Test Page<title>
<script type="text/javascript"
src="http://www-static.linkify.mobi/api/linkify.js?key=YOUR_API_KEY">
</script>
</head>
<body>...</body>
</html>
Google検索向けAdSense とは、ユーザが開発者の設置したGoogle検索を利用する際、キーワードに基づいた広告を検索結果画面に反映させることで開発者が報酬を得る事が出来るサービスです。
Linkifyでは、Google検索バーの代わりにLinkifyのGoogle検索ボタンを利用する事によってこの機能を実現します。
LinkifyとGoogle検索向けAdSenseを連携させるためには、開発者ごとのGoogle AdSense IDが必要になります。 Google AdSenseに登録していない方は こちら から登録をしてください。
LinkifyとGoogle検索向けAdSenseと連携を行うためには、Googleカスタム検索エンジンの作成が必要です。
Google AdSenseにログインして 広告の設定 、 検索 、 カスタム検索エンジン 、と進みます。 新しいカスタム検索エンジン を選択してください。
カスタム検索エンジンの作成ページで以下のように選択してください。
保存してコードを取得 をクリックします。
赤枠内の数字がURL構築に必要なIDとなるので、控えておいてください。
控えたGoogle AdSenseのIDを下記テキストエリアに 半角英数字 で入力して URL生成 を押してください。
下記URLパターンがGoogle AdSenseから報酬を得るためのURLパターンになります。Linkifyを作成する時に必要となりますので控えておいてください。
作成したURLパターンをLinkifyに組み込みます。 ページ上部の Apps タブを選択し、 アプリケーションを追加 をクリックしてください。 既に作成済みのアプリケーションと連携したい方は該当アプリケーションを選択し、 編集する をクリックします。 必要項目を入力し、 Google AdSense for Search 欄に先ほど作成したURLパターンを貼付けます。
最後に アプリケーションを追加 を押してGoogle検索向けAdSenseとの連携は完了です。
なお、このページで設定した内容が反映されるまで最大24時間かかることがありますので、ご了承ください。
Amazonアソシエイト とは、開発者のwebページ等にAmazonの広告を差し込むことにより開発者が報酬を得る事が出来るサービスです。
Linkifyでは、webページの代わりにLinkifyのAmazon検索ウィジェットと開発者のAmazonアソシエイトIDを結びつける事によりこの機能を実現します。
LinkifyとAmazonアソシエイトを連携させるためには、開発者ごとのAmazonアソシエイトIDが必要になります。Amazonアソシエイトアカウントをまだ取得していない方は こちら から登録してください。
eBay Partner Network とは、開発者のwebページ等にeBay の広告を差し込むことにより開発者が報酬を得る事が出来るサービスです。
Linkifyでは、webページの代わりにLinkifyのeBay検索ウィジェットと開発者のeBay Campagin IDを結びつける事によりこの機能を実現します。
LinkifyとeBay Partner Networkを連携させるためには、開発者ごとのCampaign IDが必要になります。eBay Partner Network にまだ加入していない方は こちら から登録してください。
ブックマークレット を使用すれば、Webブラウザを使って、Linkifyを手軽に使いはじめる事が出来ます。Linkifyでは、WebKitベースのブラウザ(iOS Safari、Androidブラウザ、Google Chrome、Safari)をサポートしています。
下記のブックマークレット用のウィジェットをブックマークメニューやブックマークバーにドラッグ&ドロップすることでLinkifyのブックマークレットを登録することが出来ます。
以上でブックマークレットの登録は完了です。登録されたブックマークレットをクリックすると、ご覧のページにLinkifyが適用され、使用することが出来ます。
Linkifyは、モバイルアプリやサイトの開発者がそのユーザに対して、キーワードに関する検索結果を素早く提供できるようにするサービスです。 Linkifyは最先端の人工知能を使ってコンテンツに即したキーワードを自動で判定し、人や場所、イベントなど検索に適したキーワードをワンタップで検索できるようにリンクの形に変換します。 Linkifyは、スマートフォンやタブレットで何かを読むときにもっと素早く、スマートに検索できるような体験を提供します。
Linkifyはニュースサイトやブログアプリなどの文章中からキーワードを自動でリンクに変換します。このリンクをタップすると、ポップアップでWikipediaやGoogle、YouTubeなどの検索の候補が表示されます。
Introduction をご覧ください。
Linkifyに登録するには、Twitter、Facebook、Google、GitHubのいずれかのアカウントでサインアップしてください。詳細は、こちらのページ ご覧ください。
1ステップです。JavaScriptをコピーアンドペーストするだけです。
一切かかりません。Linkifyはすべて無料です。
Android, iOS, Webページでお使いいただけます。Titaniumプラットフォームにも対応しています。
iOSであれば、Objective-Cに、AndroidであればJava、Titaniumと、HTMLの場合はJavaScriptに対応しています。詳細については、Introduction のリンクでご確認ください。
日本語と英語に対応しています。どちらかの言語を選んだ上で使用してください。
Linkifyの動作に関する技術的な説明は How It Works のページでご覧になれます。